SDGs(持続可能な開発目標)は、2015年9月に国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された、2030年までの国際社会共通の目標です。そこには持続可能な世界を実現するための17のゴールと169のターゲットが示されています。
ハニーテックラボラトリー株式会社は、そのSDGsの15番目の目標として掲げられた“陸も豊かさも守ろう”に取り組んでいます。
古くからミツバチと私たち人間は深い関係を築いてきた仲間です。ミツバチが様々な植物の花を訪れ、受粉を効率よく行ってくれることで沢山の食物(野菜や果物など)が私たちにもたらされるからです。同じように家畜たちもミツバチの恩恵にあずかっています。牧草も受粉が行われることで繁栄し、家畜が丈夫に育って牛乳やチーズなどを私たちに与えてくれます。加えてマメ科植物の牧草は窒素を固定することにより土を肥やして作物が育ちやすくなります。
これらのミツバチと人々、自然との関係は昔から「乳と蜜の流れる地」と言う言葉で表されています。
旧約聖書の中には「乳と蜜の流れる地(Land of Milk and Honey)」という表現が18回出てきますし、申命記では6回も使われています。1928年に再発見された都市ウガリットの発掘調査は、それまで多くの宗教学者が説いていた「『乳と蜜の流れる地』の蜜は単なる甘いシロップを指す」という説を覆しました。この時の調査でミツバチの巣が多く発見され、蜜蝋の使用痕跡なども同時に発見されたことから「蜜」はハチミツを示していること、言葉の意味が単に「豊かな土地」というだけでなく、花・動物・ミツバチ・人の生態系を維持した循環型社会が”神の考える”豊かな土地であると解釈されています。
ミツバチやハチミツの研究を行っているハニーテックでは「花・動物・ミツバチ・人の生態系を維持した循環型社会」を目指し、これからも研究を続けていきます。
そのため、一定の地域でミツバチを飼育しても一年間花が途切れない植生(花の咲く時期が異なる色々な植物を植える)を維持し、美しく健康的な地域を創造することを研究目的にしていきます。
いつか日本で「乳と蜜の流れる地」を実現するために…。
ミツバチを移動せずに一年間ミツバチが健康的に生活できる植生(どんな植物を植えるか)を検討し、
その結果そのちいきを花豊かな土地にする研究
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